第9回 Ruby biz グランプリ
受賞企業様の発表
2023年度 授賞式の様子
大賞
「UUUO」
株式会社ウーオ
「UUUO」スマホで繋がる水産市場
「UUUO」は水産流通のプラットフォームです。
売り手と買い手を繋ぐことで需給の最適化を実現します。
「UUUO」では鮮魚をはじめとした水産物が全国100社以上から出品されます。
買い手は現在400社以上あり、手間をかけずに仕入れが可能です。
特徴としては写真や水揚げ日、漁法をひと目で確認できるため、スマホ上で目利き体験ができます。
さらに社内で発注履歴も共有でき、業務の可視化に寄与します。
また、チャット機能や買付依頼機能によって、
売り手と買い手がシームレスにつながることができます。
pixivおよびpixiv関連サービス
ピクシブ株式会社
Accelerate creativity.
創作活動を、もっと楽しくする。
2007年にリリースした作品投稿プラットフォームpixivを中心として、弊社のミッションである「創作活動を、もっと楽しくする」を実現するために、創作活動における課題を解決するサービスを複数展開しています。クリエイターの創作活動に特化し幅広いサービスを提供している点が特徴で、クリエイターは1つのpixivアカウントで様々なサービスを利用することができ、さまざまな形で創作活動をサポートしています。
審査委員長 まつもとゆきひろ氏からのコメント
クリエイターエコノミーという時代の流れに沿っている。すでに国際的な知名度があり、この分野において世界一といえるサービスにRubyが貢献している点を評価した。
特別賞
オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム
ウィルポート株式会社
ウィルポートは、配送システムをITで一元管理する独自のオープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム （OLP）を開発。課題が集中するラストワンマイルシーンをDXで最適化することによって新たな世界を拓きます。
オープン型ラストワンマイル配送プラットフォームはラストワンマイルDXを実現する狭商圏共同配送ソリューションです。ラストワンマイルDXによって配送効率を劇的に向上させると共に、地域で働くドライバーがそこで暮らす人たちに新たなサービスを提供することができます。
審査委員長 まつもとゆきひろ氏からのコメント
2024年問題が顕在化しているなか、物流DXは社会課題の解決に意義のある分野であると言える。地域に着目している点も評価した。
旅のサブスク®︎ HafH（ハフ）
株式会社KabuK Style
日本へ、世界へ、ふらっと、出かける 旅のサブスク
「HafH（ハフ：Home away from Home）」は、毎月定額で世界中の宿泊施設に滞在することができる旅のサブスク®サービスです。 2023年7月末現在、国内外30カ国、2,000以上の宿泊施設（ホテル・旅館・ゲストハウス・ホステルなど）の利用が可能です。
また2023年5月11日よりHafHでJAL航空券の即時購入が可能となる航空サブスクサービスを開始いたしました。
審査委員長 まつもとゆきひろ氏からのコメント
「旅のサブスク」という独自の発想が面白く、ビジネスを成立させるための工夫が感じられた。今後の展開も期待したい。
レンティオ
レンティオ株式会社
買わずに試せる、家電のサブスク・レンタルサービス「レンティオ」
買わずに試せる、家電のサブスク・レンタルサービス レンティオです。
家電やカメラを中心とした3,500種類以上の製品を、必要な間だけ気軽にレンタル。試して気に入れば、返却せずにそのまま使用し続け購入することも可能。
審査委員長 まつもとゆきひろ氏からのコメント
今の時代に合ったサービスといえる。ユーザーだけでなく、家電メーカーも顧客としてマーケティング支援をしているという点を評価。
ソーシャルインパクト賞
駅すぱあとWebサービス
株式会社ヴァル研究所
公共交通の乗換案内から交通費精算まで、全てを解決するAPIサービス
「駅すぱあと」が持つ経路探索機能や公共交通機関データを実装でき、多くの法人向けサービスや基幹システム、乗換案内サービスに採用されている信頼性の高いAPIです。公共交通に特化した充実のAPIとサポート環境で開発運用コストを削減します。
審査委員長 まつもとゆきひろ氏からのコメント
知名度があり、圧倒的な利用者数を誇る老舗のサービスにRubyが使われているという点を評価。より効率的な移動を考えると重要なサービスである。
Timee
株式会社タイミー
「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするスキマバイトサービスです。
働き⼿は、働きたい仕事を選ぶだけで、履歴書・⾯接なしですぐに働くことができ、勤務後すぐにお⾦を受け取ることができます。
事業者は、来て欲しい時間や求めるスキルを設定するだけで、条件にあった働き⼿が⾃動的にマッチングします。
「働き方」を時代に合わせてアップデートしていくことで、潜在労働力を喚起し、社会課題の解決を実現していきます。
審査委員長 まつもとゆきひろ氏からのコメント
サービス開始から働き手、事業者ともに登録者数が順調に伸びており、新しい働き方の提示に成功したといえる。
Findy Team+
ファインディ株式会社
エンジニア組織における開発生産性可視化・向上サービス
「Findy Team+（チームプラス）」は、GitHubやGitLab、Jiraなどエンジニア向けツールから取得した情報を自動で解析し、エンジニア組織における開発生産性を可視化・向上をサポートする、国内初のサービスです。個人、チーム、組織レベルで開発パフォーマンスを可視化し、開発生産性向上を通じたプロダクトグロース実現に向けたベストプラクティスを提供しています。
審査委員長 まつもとゆきひろ氏からのコメント
マネジメントをする立場としてもエンジニアの生産性は知りたい指標である。「Findy Team+ Award」というイベントに繋げているところも面白い。
Yoom
Yoom株式会社
あなただけの業務ツールを、ノーコードで。
「Yoom」は様々なSaaSやAIを組み合わせた独自の業務ツールを作成し、業務を自動化・効率化することができるノーコードツールです。システムやAPIの知識は不要で、誰もが自分の業務の自動化・効率化をカンタンに実現できます。
審査委員長 まつもとゆきひろ氏からのコメント
企業で複数SaaSの利用がごく当たり前になるなかで、ますますニーズが高まるサービスといえる。ノーコードで使える点も評価した。
審査総括
栄光を勝ち取れ!
審査委員長 まつもとゆきひろ氏からのコメント
急務である一次産業のDX、その中でも水産業の流通に着目して取り組んでいる点を高く評価。すでに国内で広く利用され、海外も視野に入れており頼もしい。